スタジオにいらして下さる方で、最近お腹が固い方が多くなっています。
スタジオでのトレーニングでは、呼吸法の時に、息を吸いながらお腹を引き締める(凹ませる)ことをしていますが、あまりお腹が動かなくて、凹めることが難しい方がいます。
身体には4つの腔(腹腔、胸腔、口腔、鼻腔)があり、それは自分自身でコントロールすることによって、美と健康へと繋がるのです。タイトルのように、アテンション(意識する)ということがまず大切です。
今日は腹腔についてお話しします

腹腔にattention !
腹腔にはとても大切な臓器があり、健康な方は柔らかく、呼吸と共に凹ますと骨盤の内側のラインがでるように綺麗に凹みます。でも、臓器が下がっていたり、内臓脂肪が多くついていたりすると、がんばってもなかなか凹みません。また、困難なのはお腹が固くなっていると、内臓自体に負担がかかり、正常な動きを妨げていて、その影響で腰痛や他の病気まで及んでしまうのです。
下腹部が固いと腸の動き、おへその辺りが固いと胃や肝臓膵臓の動きが悪くなります。これはストレスからの症状の一つにもなります。また、筋肉では美と健康にとても大切な呼吸筋の低下へと繋がります。呼吸筋を鍛えると自ずと下腹を凹ませて、バストをUPさせることが容易にできるのですよ。
まずは固いお腹をメンテナンスしましょう
健康な方のお腹は、柔らかくて暖かいのですが、お腹が固くなると体温低下にもなり、万病に繋がりますので、基本的に大切な事として、お腹を温めて消化の良い物をバランスよく食べ、セルフマッサージを行いましょう。
ですからなるべく、お腹が柔らかくなってから、腹筋のトレーニングをするようにしましょう。
腸や、みぞおちの辺り、また、腹横筋があるウエストのくびれの辺りもゴムボールでくるくると転がしながらマッサージをしてください。(テニスボールは固いので内臓を痛める恐れがあります、100均で売っているような柔らかいボールが良いです)
固くなったお腹は、少しずつ柔らかく、また。暖かくなってきます。マッサージ効果で脂肪燃焼もできて、ダブルで良いですね。そのようにして、今まで気づかなかった腹腔へのアテンションは、代謝も上がり、痩せやすいボディーへと繋がります。
このマッサージ方法は、お腹がプヨプヨの方にも効果があります。水太り状態でも、マッサージすることによりいらないところに固くなって溜まっている脂肪塊が流れ出します。鼠蹊部(ソケイ部=足の付け根辺り)への優しいマッサージも忘れないようにしてくださいね。
特に女性のお腹は大切な子宮がありますので、柔軟性のあるお腹にして、ふかふかの子宮にしましょう。
そして、いつまでも女性らしい、めりはりのあるボディー=>マーメイドボディーで、輝くオーラを醸し出しましょう。
なお、お腹が硬くなっていて、痛みを伴う場合はお医者様に診ていただきましょう。病気の前兆であったり、既に潜んでいるケースがあります。大切なのは、腹腔に手を当てて状態を察知するということです。柔らかさや温度を手で触れてみることを心得てください。
体温を上げるには 「メディカルスチームバス HAMAM」をお勧めいたします。
HAMAMでは10種類のオーガニックハーブのスチームを全身に浴びることができ、冷えたお腹を温めるのに最適です。お時間があまりない方でも、30分でしっかりと体に浸透し、体質改善にもなりますので、ぜひご体験ください。